御本仏日蓮大聖人御聖誕800年の本年、「原点回帰」を本題として、当ホームページを開設致しました。日蓮大聖人様を御本仏として仰ぎ奉り、広宣流布する使命を得た我々は、今一度原点に立ち返り、不幸に喘ぐ名もなき一民衆を救済すべく、僧俗共に今再びの陣列で一致団結し、和合して「世界広布」という崇高な共通の大目的に向かって邁進する時だと考えます。
一般世間でも「失われた30年」と言われ、政界、財界、教育界等々、ありとあらゆる分野でこの混沌とした負のスパイラルから脱しようと議論がなされております。軌を一にして、日蓮正宗と創価学会が袂を分かってより30年余りが経ちました。
「仏法は体のごとし 世間は影のごとし 体曲れば影ななめなり」。。。と大聖人様は仰せです。我々が目指す目的、我々に課せられた使命とは何なのか、我々は今一度各々が原点に立ち返り、自分自身に問う時ではないでしょうか?
法華経には「一切衆生 悉有仏性」「化一切衆生 皆令入仏道」とあります。この意味は、だれ人にも例外なく本来、「仏界」の生命が存することを意味しております。いかなる極悪人であっても、戦争犯罪人であっても、その人の生命には崇高な「仏の生命」が備わっている、そう説いている宗教は唯一日蓮大聖人様の教えのみです。
世界の人口、約79億人、そのほとんどが未だ大聖人の仏法を知らず、大御本尊を知らず、且つ多くの人が一神教と言われる”外道”を信奉しております。一方で国内に眼を転ずれば、未だ1億人以上の人々が邪宗教を信じ、邪な神仏が民衆を惑わし、我を救ってくれるものと信じきって、必死になって手を合わせております。この盲信の民衆を救えるのは唯一、日蓮大聖人様の仏法であり、御本尊を信奉する我々である事を教わってきました。
本日3月16日は「広宣流布記念の日」。1958年(昭和33年)、創価学会が第二代会長、戸田先生を中心に全国の男女青年部の精鋭6000人が日蓮正宗総本山大石寺に集って「広宣流布の模擬試験」と呼ばれる厳粛かつ盛大な式典が挙行されました。重要なのは、この儀式が総本山で執り行われたという史実です。僧俗が一体となって行われた峻厳な式典なのです。
末法元年より、今年で970年。未だ1000年も経っていない。「末法万年尽未来際」からすれば、末法もまだ始まったばかり。広宣流布も始まったばかりです。
大聖人曰く、「日蓮が慈悲曠大ならば 南無妙法蓮華経は万年の外 未来までもながるべし。日本国の一切衆生の盲目をひらける功徳あり。無間地獄の道をふさぎぬ。」。
我々の両親や祖父母は、幸いにして日蓮大聖人様の仏法に巡り合い、藁をもつかむ思いで入信し、大功徳を得て、御本尊様の証明をしてきてくれました。多くの方々が生活を改善し、人間革命し、宿命転換してきました。
御開山第二祖日興上人は、「夫れ以みれば末法弘通の恵日は極悪謗法の闇を照し久遠寿量の妙風は伽耶始成の権門を吹き払う、於戲仏法に値うこと希にして喩を曇華の蕚に仮り 類を浮木の穴に比せん、尚以て足らざる者か、爰に我等宿縁深厚なるに依つて幸に此の経に遇い奉ることを得」と仰せです。
社会はどんどん発展し、変化ていきます。しかしながら、人の不幸や心の空虚感はいつの時代もなくなりません。むしろ冷淡な社会になってきているのは否めません。我々はこの30年余りで経験したことを、未来の広宣流布の為に、未来の青年の幸福のために、真摯に向き合い、反省すべきところは反省し、軌道修正するべきところは軌道修正して、人を笑顔にする、人を幸福にする日蓮大聖人様の仏法の原点に返る時だと思います。

その為には、「日蓮正宗」と「創価学会」が、過去のわだかまり、怨恨をかなぐり捨てて、膝を突き合わせて対話をし、「僧俗和合」で世界に向けて大同団結していくべきだと考えます。「十界互具一念三千」の法門からみれば、完全無欠な人間など、この世に一人としておりません。一切衆生を救っていく原点に立ち返り、僧俗が手を取り合って、二人三脚で「世界広宣流布」という、共通の大目的に向かって、再団結していく時です。「よき師とよき檀那とよき法と、此の三つ寄り合ひて祈りを成就し、国土の大難をも払ふべき者なり。」
これから、様々な視点から、この乱世を生きてきた私なりの見識を論じて参る所存です。皆様、何卒よろしくお願い申し上げます。
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